ろうきんについて About US
〈北海道ろうきん〉とは
北海道ろうきんは、北海道ではたらく人と、そのご家族がより良く暮らしていくことを第一に考える
営利を目的としない協同組織の福祉金融機関です。
一般的な株式会社の銀行は、株主が資金を出し合い運営しているため、利益も株主に還元されることが必要です。
ろうきんは、労働組合や生協などの会員の皆さんが、お互いに助け合うために資金を出し合い、利用し合うことで運営している、「助け合い」を目的としている協同組織であるため、事業を運営することで生まれた利益は、はたらく人はもちろんそのご家族の生活に役立つよう、便利な商品やサービス・低金利のローン商品などで、利用者の皆さまに還元しています。
「労働者が自分たちのために、自分たちのお金で、自分たちの資金を循環させていく仕組みを作ろう!」
という考え方がその根本にはあります。
今、全国のろうきんの総団体会員数は4万7千団体以上(間接構成員数は1,000万人以上)に広がっており、会員自らが平等に運営に参画しています。自分の預けたお金がはたらく仲間の役に立ち、自分が困った時は、はたらく仲間に支えてもらう仕組みが、協同組織の強みです。
はたらく人の「助け合い」を目的としているため、生活者ファーストでライフプランに見合ったご提案ができるのも強みです。北海道ろうきんでは、「生活設計」「生活改善」「生活防衛」を3つの柱に、お金に関する諸問題に具体的な提案・アドバイスを行う「生活応援運動」にも取り組んでいます。
「こまったときはお互いさま」を合言葉に、はたらく仲間からお預かりした資金を、はたらく仲間の家やクルマ、子育て資金に対して融資をすることで良い暮らしを守っていく、この支え合いの精神がろうきんの根本にあります。
もちろん、ろうきんで働く仲間もお互いに助け合い支えあって働いています。
〈北海道ろうきん〉のあゆみ
1951(昭和26)年、戦後を未だ引きずる貧しい時代に、北海道労働金庫〈北海道ろうきん〉は誕生しました。当時の金融機関は、国や企業へ投資し、労働者に資金を貸すことはありませんでした。そのため、生活に困った労働者は質屋や高利貸しなどから高い金利で借りるしかなく、利息の負担や過酷な取り立てに苦しんでいました。そうした中、働く仲間たちがお互いに助け合うために自ら資金を出し合って作られたのが、「ろうきん」です。〈北海道ろうきん〉は全国のろうきんの中で3番目に誕生。現在、日本全国で13のろうきんが事業を運営しています。
〈北海道ろうきん〉の
社会貢献活動
地域の公益の担い手であるNPOを支援する融資制度、振込手数料免除制度などを取り扱いしています。また、ろうきん預金口座からの自動振替により、預金者の方がNPOを支援する仕組みを提供しています。
子育てや介護・福祉、地域活性化にかかるソーシャルビジネス分野の支援に力を入れている日本政策金融公庫と「業務連携・協力に関する覚書」を締結しました。NPO法人等への資金供給や情報交換等に係る連携を円滑に行い、地域経済の活性化に寄与することを目指します。
「つなぐプロジェクト」は、会員推進機構とろうきんが一体となり、お取引件数に応じたNPOなどへの寄付を通じて、地域における共生社会の実現を目指す取組みです。
“つなぐプロジェクト ”とは →
地域の小学校・中学校やNPO等と連携し「お金の基本的なお話」や「マネートラブル」等のお金に関する学習会を開催し、金融教育を行っています。
みんなのマネLABO →
働く人の金融機関として、雇用・所得環境が大きく変化する状況の中で、勤労者の生活を守り、向上させることを目的に、収入減少者や離職者を対象とした融資制度を取り扱っています。
勤労者の生活を多重債務から守るために、クレ・サラ問題や悪質商法に関するセミナーを継続的に開催しています。また、「多重債務対策本部」では専門員による相談活動を展開しています。
地球温暖化防止に向けた「ビジネス軽装(ECOスタイル)」の通年実施や「冷房の適正温度設定」を実施しています。また、エコカーなどの環境に優しい車や福祉車両の購入資金を対象とした金融エコ商品、オール電化などの省エネ住宅建設資金などに対する金利引き下げを実施し、環境保全に関心の高いお客様をお手伝いしています。