職員インタビュー
Staff interview
〈北海道ろうきん〉に
入庫した理由
「人を助ける仕事がしたい」と思ったことが大きな理由です。きっかけは、大学時代の野球部でした。どうしても負けられない試合で自分の守備中に失点してしまい、自責の念にかられる中で、仲間が点を取り返して見事勝つことができました。そのときに、野球は助け合うスポーツと再認識したと同時に、「人を助ける行為は、人を幸せにする。それがもし仕事で叶うなら、自分の人生にとって価値がある」と考えるようになりました。そこから就職活動で、〈北海道ろうきん〉が人の生活を助ける金融機関だと知って、入庫を決意しました。
現在の業務内容について
営業店(支店)の預金業務全体を統括し、業務効率化を支援しています。時代は目まぐるしく変化しています。〈北海道ろうきん〉は歴史が長く不変的な業務もありますが、時代の変化に対応し、支店がお客さまにより上質なサービスを提供できるよう日々課題解決に取り組んでいます。
本部ならではの
仕事のやりがいについて
自分が理想とする業務の進め方を企画立案して、実現することができるのが本部の仕事の魅力であり、やりがいです。実際に、支店に保管する現金の移送スキームの効率化や、各支店で行っていた預金相続の手続きを、専門部署を立ち上げて業務を集約化するプロジェクトにも携わりました。その際に、支店から「仕事がとても楽になった」と声をかけていただいた際には、大きなやりがいを感じました。
他部署や時には社外を巻き込みながら課題を解決することも醍醐味です。裁量や自由度が大きい分、責任も大きく自己成長の機会が多いのは、本部ならではです。直接お客さまと接する部署ではありませんが、自分たちの仕事がその先のお客さまにより良いサービスを提供できるという思いで取り組んでいます。
転勤を経験して、
良かったこと・大変だったこと
私は3カ店目で初めて地方に転勤しましたが、個人的には良かったことばかりです。まずひとつは、縁があり加入した地域の草野球チームで、職場以外の仲間ができたことです。さらに、以前から興味があった「釣り」に本格的にチャレンジすることができ、憧れの釣りユーチューバーと一緒に釣りをしたこともいい思い出です。
また、地方勤務時代には、知床や根室といった日本最東端エリアにも足を延ばすことができました。これまで知らなかった魅力あるエリアをじっくりと味わうことができ、それぞれの土地に愛着が湧くようになるのも良い点だと思います。
大変だったことは、札幌に帰省するときの長距離移動です。妻が里帰り出産をするときには、月に何往復もする必要があったため苦労しました。〈北海道ろうきん〉では、配偶者の出産でも特別休暇があります。その制度を利用し、出産の前後1週間に休暇を取得することができました。
キャリアパスを通して、
成長を感じるところ
入庫してしばらくの間は、決められたルールをただ覚えてこなすだけで精一杯でした。多くの失敗や苦労を糧にキャリアを重ねるにつれて、「何が最適か?」を自ら考え、「やりきる」ための突破力が身についたと感じています。結婚し、子どもが産まれてからは、「家族を幸せにしたい」×「〈北海道ろうきん〉が世の中から求められていることを叶えたい」×「自己成長を続けたい」──これらが仕事をする上でのモチベーションとなっています。
〈北海道ろうきん〉の
魅力について
福祉金融機関のため、働く人一人ひとりに寄りそったサポートができるのが〈北海道ろうきん〉の強みだと感じています。お客さまに手厚いサポートができることは、お客さまの喜びを共感できる場面がとても多く、そこも魅力です。働きやすさの面では、休みが多く、最近は年休を15日以上取得できており、このほかに夏休み、冬休みもあります。土日もフルで家族や自分の時間を過ごせることができるのも大きな魅力です。
今後の目標
よりよい仕組みをたくさん生み出し、全国の〈ろうきん〉に広げていくことが私の目標です。全国の〈ろうきん〉はそれぞれ別の経営組織ですが、より良いサービスや仕組みづくりを日々工夫し、お互いに連携し合う場面も多くあります。〈北海道ろうきん〉で生まれた画期的な仕組みが、同じ課題を抱える全国の〈ろうきん〉に波及することで、より多くの人々の生活が豊かになる──そんな仕事を自分の力でやり遂げたいです。